「族との接触は大目に見てはくれるんじゃねーか?ま、親父さんに何か言われたら俺も話してやるから、心配すんな。」 余程情けない顔をしていたのだろうか…。 ヨシヨシと頭を撫で笑顔をくれた。 「…泉李、マジありがとな。」 「どーいたしまして、若。」 「何だよ、それー。」 泉李のヤロー、人が素直に感謝すればそんな事言いやがって。 ”事実だろ?”なーんて抜かしやがるからパンチをお見舞いしてやった。 全然効かねーけど。