初恋 神隠し

「お前が承諾すれば、この世界から出れるけど」

「うぅ……」

白の意地悪、私が承諾しないと出れないって。

「大丈夫だ、危険なことはもうしない、それも願いの一つに入っている」

「ほ、本当に?」

「あぁ」

子供っぽく笑う白の笑顔に、私は釘付けになる。

「わ、分かった」

私は渋々承諾した。

「ありがと、千奈」

白は顔を近づけて来ると、私のおでこに軽くキスをした。

「は、はは白!!!」

おでこを触っている所が熱い!

白ってこんな事する人だったけ?!

「真っ赤になるなよ、契約の印だ」

「契約の印って!他にもっと方法とかが」

「じゃぁ、唇にした方が良かったか?」

「唇」という言葉を聞いて更に赤くなる。