「何がいいの? あたし お金 あまり無いからなぁ~ バイト始めたら お祝いにするから それまで 待ってよ~」 「学生相手に 金目なものを要求しないよ」 学生相手? 一瞬ドキッとしたけれど 良く良く考えれば 姉も学生だ。 大学生。 「…それなら 何がいいかな あっ!また ご飯作ろうか?」 「作ろうか?じゃなく 一緒に作ろう!だろ」 ムカつく! 腹立つ! 「もー!知らない!」 あたしは 立ち上がり 片付けを始めた。