あたしのことが気になるって 少し嬉しい。 姉としてでなくて あたしを見てくれてるってことだよね。 ホントのことを言おうかな? そろそろ限界なんだよね。 言えば楽になるかもしれない。 和泉先生と別れて 梢の元へ相談に行った。 部活中だけど マネージャーなので 手は空いてる。 少し横で手伝いながら 話した。 「ホントのことを言ってみようかな って 思ってんだけど どう思う?」 「やっと言う気になったか」 と 笑ってる。 「だけど 言ったら言ったで 問題は発生するよ」 問題・・・。