「奢ってもらう立場の人間が 態度デカくない?」 「別に 奢って貰わなくてもいいし」 「あっそう・・・じゃあな」 ちょっと!後味悪いなぁ~! 自分が誘っておいて 態度デカくない? って どうなん? 「はい!さいなら」 英寿は 音楽室方面へ あたしは 玄関ホールへと 向きを変え 前へと進んだ。 「あっ…和泉先生」 「クスッ」 笑われた?何故に? 「青春してるね!羨ましいな」 「はい?青春ですか?」 「藤原くんとのやり取り 羨ましいわ」