もう近くの団地まで
来てるという電話が掛かってきた。
ゲッ!!!マジか。
「団地の公園で 待ってて
すぐに出るから」
髪も何もしてないし
素顔だし。
パーカーを羽織り フードを被って
バレたらバレたとき!
と 開き直って 家からこっそり
出ていった。
公園で拓斗の車を発見。
「ホントに来たんだ」
と あたしは車に乗り込んだ。
「うん?」
あたしの顔を見て えっ?って 顔をした。
「うん?何?」
「一瞬 松井かと思った」
「もー!よく言われるんだよね
婆ちゃんなんて 化粧してなかったら
間違っちゃうからね!
だから ノーメイクだから嫌!って
言ったのに もー!超いや!」
顔を両手で隠した。



