「僕を倒せると思ってきたの??勇敢だね、力も強そうだ」 僕と戦うんだったらそれくらいの強さがないとね。と猫はニンマリと笑みを浮かべた。 そして、猫の姿は見る見るうちに青年の姿へ変わっていった。 浅黄色の羽織、白のダンダラ模様。その姿には見覚えがあった。 『え、あれ??お、おき、沖田総司!?!?』 その姿は歴史の教科書に載っている彼、沖田総司にそっくりだったのだ。まぁ、教科書より美形なのだが。 ただ、今はそれど頃ではない。