「あーごめんね!みんなこんな感じで…
ここにいるのは9つの惑星の化身。右から順に…
ヘルメス、アフロディテ、アレス、ゼウス、クロノス、ウラノス、ポセイドン、ハデス…
みんな化身だから、実際の神ではないけれど。

私たちは昔々に、魔界に住んでいたのよ」



「へ…………?」



え。それって…
もしかしてもしかしてもしかすると…!





「下級の神の一族。ってやつですか…?
って、下級とか言ってすいません!神様なのに!」



「あーいいんだいいんだ。気にしないでよ!
あ、僕ヘルメスねー♪」


ヘルメス、気軽だなぁ、やけに。





「ここからはヘルメスが全て教えてくれる…
私たちはいなくなってしまうけど…ずっとそばから見ているから」



8人は頷くと、消えてしまった。




「………ついておいで」



ヘルメスは私に手招きをした。