ラブレターを君へ



「ダメだよ、前園。

隠さないでその可愛い顔、俺にもっと
よく見せろって…」


水原くんによって、強引に両手を自分の顔からはなされた私が顔を上げると…


またしても目の前には、水原くんのどアップ。


きゃ〜〜!



「ははっ。前園、また顔がゆでダコみたいに真っ赤になってる」


水原くんは、どんなときでも余裕で、
変わらずイケメンで…


なんか、私ばっかりこんなにドキドキさせられっぱなしで…ズルい。