空色涙 ~キミと、永遠と、桜を想う~


しかもそれに比例して、イケメン具合にもさらに磨きがかかっていた。


祐輔を初めて見ると、みんなハッとして目を見張る。


それくらい人目を引くイケメンになっていた。


当然、うちの学校で一番モテる。


下級生にも同級生にも先輩にも、祐輔が人気度トップだった。


だから・・・・・・。


「・・・・・・・・・・・・」

「なんだよ? 変な顔して」

「いや、なんか、さっきから痛くて」

「痛い? ハラでも壊したのか?」


ノンキな祐輔の言葉に、あたしは苦笑いした。


いやー、痛いのは腹じゃなくて。


皮膚です。


女子の視線がチクチク刺さって、もー、痛いのなんのって。


実は祐輔は、彼女をつくらない。


こおぉーんなにモテるのに。


どんなに可愛い子から告白されても、一度もOKしなかった。


結局、祐輔の一番親しい女の子は、親友のあたしってことになっちゃって。


祐輔に片思いしてる女の子たちからの、恨みのターゲット。


祐輔が毎朝このカフェテリアに来るのは、女の子みんなが知っていた。


だから、祐輔お目当ての女の子たちで、ここは毎朝埋めつくされる。


その全員分の視線をドガッとあびるのは、さすがにキツイです・・・・・・。