それからも毎日、ずっと祐輔はあたしを見つめ続けた。
それが最初は苦しかったけど・・・。
少しずつ、冷静に受け止められるようになっていった。
自分の愚かさを知り、祐輔の秘めた苦悩と、大きな優しさを知ったから。
だからといって、告白を受け入れるわけにはいかない。
それだけはできない。
だってあたしは、大樹に永遠の愛を誓ったんだから。
だから視線を感じるたびに、うしろめたさや心苦しさを強く感じる。
でも祐輔は、この辛さ以上に辛い思いに耐えながら、ずっとそばにいてくれたんだ。
視線の中に、その優しさの証を感じる。
ありがとうって、言いたい。
ごめんねって、言いたい。
でも口に出すことはできない。
正面切ってあたしたちの関係の話をするのは、まだ怖かった。
ふたりの友情が、修復できないほど壊れてしまったらと思うと・・・。
祐輔の視線を感じるたび、もどかしい。
感謝と、もどかしさが胸を熱くさせる。
あたしと祐輔は、目を合わせることが多くなった。
そして何の変化も無いまま、時間ばかりが過ぎていった。


