あたしの言葉や態度。その全部が祐輔を残酷に苦しめてきたんじゃないの?
いつも笑顔でいてくれた祐輔の姿を思う。
真剣な目で中庭を眺めていた、あの大きな背中を思う。
これまでの自分の仕打ち。
それに耐え続けていた祐輔の気持ち。
祐輔・・・・・・。
目が熱くなって、じわりと涙がにじんだ。
なにが・・・なにが
『あたしたちは永遠に親友同士』だ。
面と向かって言われた祐輔が、どんな気持ちでいたことか。
自分のバカさ加減が情けなさ過ぎて、泣けてくる。
無神経にもほどがある。
腹が立つぐらい、あたしは大バカだ。
『佳那、佳那、泣かないで』
「う・・・・・・」
『泣かないで。大丈夫だよ』
由依の慰めの言葉が、優しく耳に響く。
その優しい響きが、なおのこと祐輔の優しさを思い起こさせる。
だから涙が止まらない・・・・・・。
『お前は、自分で気付かなければならない』
祐輔が、あたしに言った言葉。
その言葉の意味が、ほんの少しだけ理解できた気がした。
ごめん祐輔。
ごめんなさい・・・・・・。


