このままずっとこうしていたい。 シロー君と離れたくない。 私はやっぱり、シロー君じゃなきゃダメなんだ。 ギューッと抱き付いたままでいると 「莉乃、苦しい」 「え?あ……ごめん!」 耳元でそう囁く声が聞こえて、パッと手を離して後ずさる。 うーっ。 は、恥ずかしい。 顔を、上げれない。 シロー君の顔を見ることが出来ない。 「莉乃のそういうお節介なところ」 俯く私にシロー君がまた距離を詰める。 そして耳元に唇を寄せて 「好きだよ」 そう囁いた。