出て来る言葉は“ごめんね”って、そればっかり。 “ありがとう”って “大好きだよ”って そう伝えたかったから来たのに、“ごめんね”ばっかり出て来るよ。 「ごめん……っ、ごめ、んね……っ。じゅ、りちゃん……ほんと、ごめん」 あとの方はもう言葉にならなかった。 胸が引き裂かれる思いで煙突から出る煙を、樹里ちゃんが灰になるのを見守っていた。 やっぱり涙は止まらなくて、空に向かって消えていく煙から目が離せない。 樹里ちゃんが空に昇っていってるようで 寂しくて 悲しくてどうしようもなかった。