にっこり笑って顔を覗き込んで来る神崎君から、とっさに目をそらす。 もう一人って 神崎君だったんだ……。 なんかやだな。 これじゃあ一人の方がよっぽどいい。 「二人でこの量って厳しくねぇ?明日の放課後までとかありえねーだろ。ってか先生も手伝えよ」 唇を尖らせながら神崎君が文句を言う。 「今日会議で遅くなるのよ。明後日の朝までには必要だから、ね、お願い!」 さすがに悪いと思ったのか、先生は少し申し訳なさそうな顔を見せた。