南くんの秘密。




これは100%お母さんの趣味だろう。

ことごとくマザコン男の母親像からかけ離れる事実に多少面食らう。


南君もお母さんも、どちらをとってもそんな風に全然見えない。

やっぱりマザコンというのは思い過ごしなんじゃないかな。


「さ、上がって?今お茶入れるから」


上がる?お茶?


てっきり玄関で仕分けして野菜をもらって退散…そう思っていただけにますますあたしの心拍数は上がる。


「…いいんですか?」

「ええもちろん」


にこっと微笑むお母さん。