南くんの秘密。




…って言われても。

見たこともなけれは、正真正銘今初めて見た人だし。


一見スーパーのレジが不釣り合いな小奇麗なおばさん。

おばさん…って言うにはちょっと失礼な年齢かな、くらいの印象。


ちょっと悪戯に目を光らせた美帆に、あたしもいい加減疲れがドッと出た。


「あのさ。いいかげん説明してよ。こんなとこまで連れて来て。南君とこのスーパー、どういう関係があるの?そしてあのおばさんも」


あたしはふくれっ面をしながら3番のおばさんに顎を向けた。

本気で帰ろうかとも思う。


「あ~あ~そんなに邪気に扱っちゃって。きっと後悔するよ~」