南くんの秘密。




………は、いいけど。


立ち乗りなんて久しくしていないあたしは、ふくらはぎがプルプルしてる。

つる寸前だ。


「ねーどこ行くのー!?」

「△%¥%@………」


必死に何かを答えてくれている美帆だけど、進む方向に向かって喋っているため全て風にかき消されて聞こえない。


「……」


あたしは諦めて、拉致られるままについて行った。