理想は高くない。 でも桜子ちゃんじゃダメ…… うーん。 色々考えた結果。 パッと電球が点った様に閃いた。 「もしかして――― お母さんっ!?」 「ピンポ~ン♪」 と、紙吹雪でも振ってきそうな勢いでベルを鳴らす真似をしながら当たりを示した美帆に「やったー」と思わず飛びついてしまった。 考えても考えても分からなかった南君のタイプが分かったんだから。 …よく考えれば、こんなの当たっても嬉しくないんだけどね。 「そっかーお母さんなんだー」 妙に納得する。