南くんの秘密。




「何発狂してんだよ」


南君は不思議そうにあたしを見る。


「ああっ、いや……」


クラス中の視線があたしに突き刺さっているのが分かる。

南君とマンツーで喋ってる上にこの雄叫び。


つ、ついね……。


「で?貸してもらえる?」

「もっ、もちろん!」


南君の頼みですから。

断るなんて選択肢はありません。


「良かった、お母さん喜ぶよ」

「……っ」