南くんの秘密。



「最後まで話し聞きなよ」


美帆のその声にあたしは顔をあげた。


「彼女じゃないって」

「え?」

「それ、南のお母さんだから」

「うぇっ…!?」


おおおおお母さん!?

はっ…


「なんだぁ~びっくりした~」


あたしは途端に固まった頬が緩み

そして同じく教室でお弁当を食べていた南君に目を向けた。