さようならはもう言わない

「まあ、いいや、1時間目無し!
教室の外にはチャイム鳴るまで出るな よ。佐倉にでも話し掛けとけ〜」


適当だな、最後の一言余計だろ
男子とか目キラキラしてるし、
女子もうずうずしてる
俺らが話し掛けずらくなるじゃねぇか!


「はい、じゃあ、またなぁ〜」

ガラガラ ピシャン!

ドドドドドドドドドッ!!

男女一斉に佐倉の元へダッシュ!


「佐倉さん!彼氏いるの!?
よかったら俺と!!」
「佐倉さん、アメリカ人のクォーターっ てホント!?だからそんな肌白いの?
関係ない!?」
「優ちゃん、アメリカの何処住んでたの
マジ気になる!!」
「優ちゃん友達にならない!?
今日皆でカラオケ行くんだけど!」


は、話し掛けられねぇ・・・


「彼氏はいないの、でもゴメンなさい
クォーターっていうのは本当
でも、私は色白じゃないと思う
ワシントンにすんでたよ
友達には喜んでなりたいけど、
今日は予定があるの・・・
それと、少し話がしたい人達がいる
の一旦離れて頂いてもいいかな?」


すげぇ、全員の質問に答えてる!
最後らへん、聞こえなかったなぁ
な、なんか、コッチ来る!?


「て、輝!!」
「お、おおおおう」


ななななななんか、凄い威圧感


「輝、やっぱり、優じゃないよぉ
なんか、違う!優だけど優じゃない」


でも、こいつ、佐倉は


「いや、優だ・・・」
「えっ・・・!輝?」


だってあいつは、
そう考えていたら、急にとてもいい香り
とナニカに包まれた。


「「「「えぇっ!!!」」」」


クラスの奴らが驚いている
それもそうか、今俺ら…真守と朋香と俺は佐倉いや…優に抱きつかれている。
ってえええぇ!!!!


「さ、佐倉ぁ!?!?」


真守がテンパってる
俺も焦ってるけど・・・!!


「皆!!久しぶりね!!ただいま」


確かに佐倉はそう言った。


「優?優なの?ゆ・・・う・・・
う、ううううわぁぁぁぁぁぁぁん!!
優だったのぉ!!
ずっと捜してたのに、心配してたのに
優のばかぁぁ!!うわぁぁぁん!!」


うぉ!朋香ここ最近泣いてなかったのに


「ごめん、とも、ちょっと、ね」


そう、優が言ってもうわぁぁぁんと泣くだけの朋香


「ゆ…う?な、のか?」