紀優side ーーガチャ あぁ・・やっぱり屋上は涼しい・・ 日差しも暖かく・・私を癒す感じだ・・。 眠い・・。 私はその場に寝転がって意識を手放した。 ピクッ ・・誰か来る。 私は起き上がって、屋上の端に隠れた。 私は、あの事件から人の気配に敏感になってしまった。 そう。あの事件から。姉貴が、いつだか・・あの事件の前にも事件があったといっていた。 でも、あの事件の前の事件は私は知らない。姉貴が聞かせてくれなかったから。 まぁ・・別に興味ないけどね。 ・・来る。 その時 ーーガチャ