殺してあげる


あのメールには暗号のようなものが隠されていて、それを解けば、あのパークに来ることはない。

そんな内容のメールだったらしい。

気にしないで読み捨ててた俺が悪いのか。

いや、こんな狂ってることをしているこいつらのほうがよっぽど悪い。


「自殺サイトなんて覗くユウダイサマが一番悪いんですよお。そんなところ見ちゃダメなんです」


何が書いてあった。

何が書いてあった。

何が書いてあった。



「今ここで加穂留が送ったメッセージを言うことができたらあ、今回は特別に助けてあげますよお、できますかあ?」


キクカワに合図し、魚の頭を船内に戻させた。

サメは一瞬にしてそこから去り、俺の、俺の檻の下を泳ぎ始めた。



「ユウダイサマ、最後のチャンスですよ、さ、思い出してください。加穂留、なんて書きましたあ?」


考えろ。

思い出せ。

思い出してくれ。

何を書いてあった。

何が書かれていた。

こいつは一体どんなメッセージを送ってきた?

考えろ。

思い出せ。思い出せ。思い出せ。


あのメール、あの、カタカナだらけのメールの内容。