殺してあげる


ケイヤクはケイヤク。

わたしはユウダイサマに既にお伝えしています。

あとには引き返せない旨、連絡済。



「それに、もうこの計画はシッコウされてますから、止められないんです」

「なんで止められないんだよ!」

「私、一人でやっているわけではないので」

「じゃ、他に誰がいんだよ、そい、そい、そいつにさ、言ってよ………うわーぁぁぁぁぉぉぉぉぉ」

「ああ、そろそろ食事の時間かしら」

「………お、お、お、お、お前、まじ、ふ………ざけんな」

「ふざけてなんていませんよぉ、加穂留はいつでも本気です」



笑みが怖い。


こいつの冷淡に笑う笑みが…………



また、ガコンと音がして、下を見れば、




「増えてる」
「はい! ばら撒いてますからっ」


加穂留の指さした方では、男が一人、捌いた魚の内臓を海に落としていた。


血のにおいで来てる。


足元に見えるのは、腹を空かせた……………







サメだ。