「ユウダイサマ? お目覚めですか?」
「……目覚めたけど、目ー開かない」
「大丈夫ですよお」
「……体も…動かないけど」
「お疲れなんですよお」
「……なにここ?」
「ウミノウエ……です」
いきなり低くなった加穂留の声に体が反応し、固くなった。
なんだか、なんかすごくいやな予感がする。
「ユウダイサマのシニカタは『歯』ですから」
「……ちょ、まてまてまてまて!」
「はい? 違いましたぁ?」
「や、や、やっぱりあのサイト、ほ、本当のやつなのか」
「それはもちろんそうですよぉ、何を今更ぁ」
ユウダイサマは、
死にたくて死にたくて死にたくて死にたくて死にたくて、
仕方ないってかんじでしたよね?
ですから、加穂留がそれをお手伝いさせて頂くんですよお。そのために会ったんじゃないですかっ。もうっ。
いつもの甘ったるい声が、更に恐怖を増す。

