柔らかい日差しの中には二人の人がいて、楽しそうに笑いながら話している。
珈琲の匂いが懐かしく感じる。
トーストの焼ける匂いに心の落ち着く部屋の匂い。
この二人には見覚えがある。
確か……
「あっ、やっとお目覚め」
「おおおはようごございます」
「……」
「ああ、そうですよね、五日ほど眠り続けてましたもんね」
「まさかあなあなあなたが約束を破るとはおも思いもしませんでした」
「……」
そうだ、あの車の中で私はメールを打った。
しかも、助けてくれといったメールを家族に送った。
そこで車内が真っ暗になって、人の気配を感じて顔を上げたらそこには不気味な笑みを浮かべたキクカワの顔があって、
それでそのまま首を鎌で……
「あはは。大丈夫ですよ。首、なんともないです」
「本当あれはきつかったたた」
「これ……どういうことなの」
「あなたが約束を破ったから、私たちみーんな本当に殺されるところだったんですよ。サトミさん」
「そう。あそこであなあなたが助けてくれメールを送ったから、でででもそれは送られてなくて、加穂留にすすすすべて繋がっていてねねね」
「それで、あんなことになったの。でも、サトミさんには私たち助けられてるでしょ? だから、今回だけは特別に助けてくれたってわけ」

