殺してあげる


「自由になるのに金が必要なの?」
「金じゃない。そんなもの必要ありません。ポイントです」
「つまり、私たちはまだ自由になれなくて、もしかしてまた自殺なんかをしようと考えて、サイトを検索したりしたらすぐにバレるということ?」
「このグループは本当にサトミサマに感謝してください。
その通りです。みなさんはお互いにお互いを監視し、少しでも怪しい動きをしたものがいたらすぐに私に連絡をすること。
その真偽をこちらで確認し、正しかったらポイントを、もし、相手を陥れるための罠だったら……」





一発でシッコウです。




みんなの見ている前で、アナタニ見せたシニカタで。




静まり返る部屋に聞こえる音は何一つない。



「よろしいでしょうか」




わたしの問いにはイェスかノーで答えればいい。



「私たちは、自由にはなれないの? 今まで住んでいたうちに住めないの?」
「イェス、ノーで答えればいい。
はい。それに、そんなことにはなんの問題もありませんよね」
「おおおおれ、ニートだかだかだから」
「一番簡単じゃないですか。お荷物まとめていらしてください。それだけです」
「私、大勢と住むのは……」

「みなさん、どこまでバカなんですか? みなさんの命を握っているのはこの私なんです」


わたしの言うことは絶対、提案じゃなく、強制。