殺してあげる


『加穂留

残念だよ。

君が誘導したわけでもないのは分かっている。キクカワ君もまたしかり。

今回はとても面白いものに仕上がっていて、クライアントにも受けると思っていた案件なだけに残念でならなイ。

このゲームは僕達の負けだね。この感のいい女性は……いや、ただの運だけかもしれないけれど、この女性は他の人も救ったことになる。

加穂留、君はまだ甘かったようだネ。でもいい。木にくくられている女だけは最後まで頼むよ。


クククク。


加穂留、君にはまだここで働いてもらうことになる。


だって、君は人選を誤ったんだからね。


あ、僕を恨まないでよ。僕はなーんにも悪くないからネ』