殺してあげる


静かだった羽根は命を与えられたように舞い上がり、場所を変えては遊ぶように散る。

踵を鳴らして歩く撮影者の笑い声も時折混じり、わざと足元を映したときに入り込んだ『靴』には見覚えがあった。


黒い靴。

きれいに磨かれた靴。

床を叩く音。


低い声。




これって、この声ってもしかして………



唾を飲んで映像に見入った。