その頃魔界では、ある「計画」が進められていた。




「全く……けしからんな」


「はい。その通りでございますね、イチイ様」



「うむ。このままではきっともっと大事件を起こしてしまうに違いない」



「イチイ様……」


「うーむ……」



私はしばらく黙り込んで、考え事をしていた。



そして、ある「計画」を思い付いた。