妖精の心を貴方に

それはそれで、なんか良いなと思ってしまう。

「いただきます」

私は、急いでご飯を口へと運ぶ。

「そんなに急いで食べてどうしたの?何か学校であるの?」

「今日は、クラスメイトの子と朝一緒に行く約束をしているんです」

「そうなのね。それで早く起きたり、急いでご飯を食べているのね」

「はい」

そういえば、小早川君と待ち合わせ場所決めていなかった。

何も言ってなかったってことは、あの公園で待っていればいいのかな?

そんな事を考えいたら、家の呼び鈴が鳴った。

「はーい」

奈々美さんは、エプロンを外すと玄関へと向った。

「こんな朝早く誰じゃ?」

「さあ?晶と沙弥佳じゃないだろうし」

気にせず朝ごはんを食べていたら、奈々美さんが急いでこちらへと戻ってきた。