妖精の心を貴方に

☆ ☆ ☆


「お母さん、おはよう」

「おはよう、望美」

家へと着いた私は、静かに部屋へと戻り制服に着替えた。

「望美、金平糖はどこじゃ?」

「あそこだよ、見つからないように食べてよね」

「心配ないのじゃ、私の姿は望美以外には見えないのじゃ」

「え?そうなの」

それって、見えないぶん色々とやりたい放題じゃん。