妖精の心を貴方に

「謝るなら!俺の気持ちに答えてくれよ!!」

「……」

私は、ハヤテから視線を逸らして言った。

「ハヤテ…、前にハヤテのサッカーしている姿、描きたいって言ったけど、あの約束は無理のようじゃ」

「俺が聞いてんのは!そんな事じゃ「ハヤテ!!!!」」

私は、言葉が震えないように言った。

「大好きじゃ…」

「!!」

その言葉と同時に、私の体は光の粒となり跡形もなく消えた。

「ルル!!」

その光の粒を、ハヤテは掴もうとするが、光の粒は空へと上がって行った。

「……。何で…何で何で!!」

ハヤテは、拳に力を入れて地面を叩く。

「何でルルが消えなくちゃいけないんだ…。何でルルが…!!!!」

その時、地面を何度も叩いていたハヤテの動作が止まった。

「……。何で…、俺こんな所に居るんだ?」

ハヤテは、涙を拭うと立ち上がって、空を見上げた。

「何で…。泣いてたんだ俺は…」