妖精の心を貴方に

後悔したってもう遅い。だって、もう両親はこの世にいないから。

私は、本当に一人ぼっちになってしまった。

私は、泣き疲れてボッーとしていた。

それからして、お父さんとお母さんの葬式が行われた。

お母さんの同級生や、お父さんの会社の同僚の方々が来てくれた。

だけど、私は葬式には出ず、ずっと部屋に引きこもっていた。

誕生日にもらったぬいぐるみを抱きながら、泣いていた………。

紀葉と啓太は、私に会おうとして来てくれたけど、私は拒否した。

今更二人に何を言えばいいのだろう?

私の選択は間違っていた、人は一人では生きてはいけない。

両親が死んで、始めに知ったのはそれだった。

「私は………、生きてる価値なんてない…」

死にたかった…、死んでお父さんとお母さんのところに行って、謝りたかった。

「死にたい」という気持ちが私を動かしたのか、私はゆっくりと歩き出して、家から出た。