妖精の心を貴方に

「残念ですが…、お二人車に跳ねられた時、即死だったそうです…」

嘘だと信じたかった…。

「ねぇ…、起きてよ。お母さん、お父さん!」

私は、二人に呼びかける。

「ただ寝てる振りをしているだけしょ?!」

そんな冗談はいいから、早く起き上がって、私を怒ってよ…。

だけど、二人は何も言わず動かず、ただそこに寝ているだけだった。

「嘘だと……、言ってよ!」

私は、その場に座り込み泣き始める。

その後に、奈々美さんが来て、二人の事を知って涙を流していた。

「望美……」

泣きじゃくる私の事を、奈々美さんは抱きしめてくれた。

「貴方は、居なくならいでね!」

その言葉で、また涙が溢れ出す。

(私が二人を殺したんだ!私がちゃんと向き合って話していれば、こんな事にはならなかった)

二人が死んだのは、私のせい。

私が二人を殺したんだ……。