妖精の心を貴方に

「私は、聖夜様の「そ、それは良いんだよ!」」

「何が?」

「生まれた理由はなんなのじゃ?」

「だから、それは聞かなくても良いだろ!」

私達に知られたくない理由なのかな?

「次は、お前らだぞ」

ハヤテは、サッカーボールを頭に乗せると、ボールを高く上へとあげる。

「俺はハヤテだ、奈津のサッカーが好きという気持ちから生まれた」

落ちてきたボールを、ハヤテはキャッチする。

「私はルル、望美の絵を描くことが好きという気持ちから生まれたのじゃ」

「望美らしい妖精だな」

「あ、ありがと大國君」

「聖夜でいいよ、同い年なのに苗字で呼ぶとかないだろ?」

「それもそうだね、大國君がそう言うなら名前で呼ぶ」

「ほら、また苗字で呼んだ」

「あっ!」

私は口に手を抑える。