「ちょっと、奈津さっきから何独り言言ってんの?」

「え?」

そうだ、母さんにはハヤテの姿見えなかったんだ。

「独り言言っていると思ったら、その言葉に対してなんか、突っ込んでいるように見えるし」

「突っ込んでねーよ、てか独り言じゃない」

「まぁ、いいわ…」

母さんは、呆れたのかな先に家の中へと入って行った。

「とりあえず、この話は後だ」

「わ、分かってるさ」

母さんの後に続いて、俺達も家の中へと入る。

家へと入ると、おばあちゃんが出迎えたくれた。

「久しぶりだね~、奈津も大きくなって」

「久しぶりおばあちゃん」

「おじいちゃん居る?」

「じいさんは、奥の方で字を書いていますよ」

「またか…」

そういえば、おじいちゃん習字とか字を書くこと好きだったけ?

「私おじいちゃんに挨拶してくるから、奈津はその辺歩いて来なさいよ」

「は?何でさ?」

それなら、俺もおじいちゃんに挨拶しないといけないんじゃ。