「桐生君……?」 「どうすっかなー」 「え? か、返してくれないの?」 「うーん……そーだなー……」 意味ありげに呟く桐生君。 なんだかさっきまでとキャラ違うし……。 もしかして、やっぱり昨日のことちゃんともう一回謝れってこと? 桐生君の態度に、徐々にイライラしてくる私。 そんな私にはおかまいなしに、桐生君は意味ありげにピラピラと顔の横で手帳をチラつかせながら 「俺と付き合うんなら返してやってもいいぜ?」 突然とんでもないことを言い出したのだった。