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「それ本当に?マジで言ってんの?」
「こんな嘘ついたって意味ないでしょ」
「そっか……そう、だよね……」
前のめりになった体を戻し、声を沈ませるのは瞳。
あの後、圭太くんに送ってもらって家まで帰ると、玄関の前には瞳が立っていた。
全てをきちんと話すと言ったあたしのことが気になって、わざわざ来てくれたらしい。
とりあえず圭太くんを帰して、瞳を家に招き入れると、うちのお母さんが思いのほか喜んで。
半ば強引に一緒に夕食を食べさせた後、あたしの部屋でやっと今、落ち着いて話をしている……と、いうところ。
「まさかそんなことになるなんて……。ごめん、本当にごめん」
丸いクッションの上に正座をして、普段見ない真面目な姿で、顔を真っ青にして謝る瞳。
本当のことを話せばこうなるって、瞳が責任を感じてしまうってわかっていたけど、適当にごまかして安心させるのは違う気がした。
それに……。



