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まさか……まさか、今日顔を合わせて話をすることになるなんて、思わなかった。
あれから、ここじゃ話しづらいからということで、とりあえず歩き出したあたし達。
「どこか寄る?」って、圭太くんが聞いてきてくれたけど、お店とかで向かい合ったら、それこそ話が進まなそうで。
家の方向は同じだし、帰りながら話をしよう、ということになった……の、だけど、
あたし達の間に、それらしい会話はまだひとつもない。
あたしも圭太くんも黙って、ただ足を前に進めているだけ。
……なんなの。
なんで何も言わないの!?
初めは圭太くんが口を開くのが怖かった。
何を言われるんだろうってドキドキして、話を聞くのが怖かった。
だけど、こうして何も言われないのも困る。
「あっ、あのっ!」
痺れを切らしたあたしは立ち止まって、圭太くんをギロリと睨みつけた。
「話があるんじゃなかったの!?」
あたしだって暇じゃないんだから。
困ってる姿を見て楽しんでるだけなら、やめて欲しい。
そんな言葉を飲み込んで、圭太くんを見る。
すると、



