次の日、アタシは学校に登校して真っ先に若葉の机に向かった。


「若葉! 聞いて聞いて聞いて!」


嬉しくって我慢できないアタシを見て、若葉は耳につけていたイヤホンを外した。


最近お気に入りのアイドルの曲を聞いていたのだと思う。


「朝からどうしたの? 昨日とは全然違うテンションだし」


それもそのはず、だって2度目のデートが決まったんだから!!