伸びている男を見ながら『コイツに全部吐かせた』と大地は言う。 「………スミマセンでした……」 そんなことが弟に知れるなんて、あたしも恥でしかない。 これからあたしは一生大地に頭が上がらないかもしれない。 「おっと、忘れるところだった」 少し先を行く大地が止まり、あたしに向かって手招きした。 ……? 廊下の先に、また別の誰かの足が見えた。 ここでも大地は誰かを倒してきたの?