「ねぇ庄司くん……」 またまた昼休みの非常階段。 ここに連れてくるのは日課になっている。 連れてくる…… そう。そういう言い方がぴったりだ。 ……首輪のついた犬みたいに。 だって、クラスの男の子と喋っているところを『ねぇねぇ』って無理やり引っ張ってくるんだから。 「どうかしましたか?」