「いやぁ……っん」


「いい声だ。もっと聞かせて」


「ここっ……学校よ……?」




そんな弱い抵抗なんて無意味なもの。


彼は自分の膝の上に彼女を跨らせると、強引にシャツの中へ手を滑り込ませた。




「だからいいんだろ?」




少し陰りを帯びた非常階段の踊り場。




ワイルドな瞳が怪しく笑みを携える。




その瞳に逆らえるわけもなく



「――ああっ……」



彼女は快楽のままに身を委ねた。