とぼとぼと教室に戻る。 まだ周りのクラスメイトは席を立ったりガヤガヤしているのに、庄司くんは自分の席にキチンと座っていた。 左側に教科書、右側にノート。 その中央上にはペンケース。 A型の庄司くんはかなり几帳面だ。 あたしも自分の席に着こうとすると ○?×? 大きく輪を作ったりバツを作って意見を求める3人の女子が見えた。 あたしの友達、香織、愛、寧々だ。