ツーツーと無機質な音が流れる。 「……じゃあ、僕は帰るよ。怪談話面白かったよ。誘ってくれてありがとな」 「いえいえ。楽しんでもらえてよかったよ」 「また怪談話しようね!!」 久美と千紗はにこっと笑みを浮かべる。 「私も帰ろうかな、途中までいい?」 「……ああ」 さっきの約束のせいで恵子にドギマギした。 「二人ともまたね」 「「うん、またね」」 二人は僕らに手を振り、そこで別れた。