最後に、はじまりの雨。 溜まってしまった湖から放逐して、一度空っぽになる。 そしたら、そこに、 「雅風。おかえり」 泣きべその姉と、その彼氏が、俺のはじまりの場所のように、待っていてくれた。 生きなおそう。 ……うん。 「ただいま……」