「壱星、お前のおばあさん? すごい人だな」 こそっと言うと、壱星は渋い顔をした。 「いや、俺の祖母ではなくてうちに縁のある家の人なんだけど、祖父が子供の頃からお手伝いさんみたいなことをしている」 「マジ? 壱星に言い勝つってすごいなって思って見てたんだけど」 おばあさんではないのか。 「祖父も頭があがらない。ついでに年齢は俺も知らない」 「へえ……」 こんな家にもなると、お手伝いさんとかいるんだねえ。 「ふーっ、私も帰る」 刹那が出て来た。