「と、も!朝っ……。」 震えている愛しい人の声。 「……殺してやる、殺してやる……。 殺してやるっっ!!」 そう思っていると、ナイフをもった男がこっちに向かって襲いかかってきた。 「っ。」 俺は、理沙を離して父さんの方に押した。 「父さんの方へ逃げろ!!」 精一杯、声を張り上げた。 ボディーガードが、走って男に近づく。 ナイフを持った男は捕まえられ、ホッとしたのもつかの間。 もう、一人の男が落としたナイフを持ち理沙の方へ向かってきた。 「理沙……っ!」 必死に走って、走って、走って。